福井大学医学部附属病院
   
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救  急  部
「救急部」とは、すべての疾患の初期診療を行う科です。正面入り口とは別に「救急部」という青地に白文字の看板の立っている入り口があるのをご存じでしょうか?救急車もその入り口から入ります。そこに救急外来があり、いつでも診療しています。
 
 
 
 
平成17年度 文部科学省 病院GPに採択 (研修者募集)  

文部科学省採択 病院GPコース
救急に強い総合医、看護師養成コース
救急医養成コースも研修者を募集しています。  

後期研修コース
ERに強い救急医養成コース
 
 
  どんなとき受診すればいいの?
 
1日24時間1年365日年中無休です。
夜間、休日に調子が悪くなったときはいつでも受診して下さい。
すべての疾患に対応しています。
軽症でも重症でもかまいません。救急車で来ないとダメ、というわけではありません。
徒歩でも自家用車でもかまいません。
平日の日中も開いていますが、「何科の病気か?」ということがはっきりしているのであれば、専門の科を受診されることをお勧めいたします。というのは「待ち時間が長いので」という理由で救急外来を受診されると、たいていの場合救急外来で応急処置をしてから専門の科に紹介することになりますので、最初に診察するまでの時間は短くなりますが、最終的に家に帰る時間はむしろ遅くなり、ついでに救急部の受診料が余分にかかります。もちろん、「突然すごくひどくなった」「何科にかかればいいのかよくわからない」という場合にかけこんでいらっしゃる分には何の不都合もありません。
 いかなる場合も担当医師が臨機応変に誠心誠意対応いたします。時々大変お待たせすることもありますが、「突然前触れもなく混み合う」「突然重症の方が搬送されてくる」というのが救急部の特徴でもありますので、ご容赦下さい。
 
 
  救急外来でできること、できないことは?
 
救急部医師が受診希望の方の診察を断ることはありません。
ただし、救急部は「休日や夜間において、次に普通の外来が開くまでにその人を手遅れにしない。」という目的があり、緊急の疾患でない場合必ずしもご希望の診療を行えない場合があります。
例えばあなたが「先週から軽い頭痛が続くので原因が知りたい」ということで受診された場合、救急外来では、

    1.明日まで放っておいたら手遅れになるものかどうか診察し、もし、すぐに治療が必要な病気が原因であれば、専門の科の医師と相談の上対処します。必要とあらば手術等も可能です。

    2.緊急のものでないようであれば、痛み止めを処方し、痛みの原因については後日改めて検査していただきます。
夜間や休日は、「緊急に治療が必要かどうか?」の判断と「応急処置」は行いますが、この場合のように病気の原因の検査や根本的治療はできないこともあります。
また、「どこかの科でいつも普通にやってもらっている処置が実は専門的な技術で、救急の医師はだれもできない」ということがしばしばあります。その場合も同様で、「その処置を緊急でしないと命にかかわる」というような場合は専門科の医師を呼び出して処置させていただきますが、そうでなければ後日改めて時間内にその科の外来を受診していただくというふうにしております。その点ご理解いただければ幸いです。  
また、ごくまれに「特殊な器材が必要だが当院にはない」「特殊な技術が必要でそれをできる医師は院内に一人しかいないがたまたま不在である」「停電で機械が動かないのでレントゲンが撮れない」などの理由で処置不能なことがありますが、その場合でも、他院への紹介等は行いますので、お気軽にご相談下さい。  
なお、診察なしでの薬のみの処方は行っておりません。また、薬の処方は原則4日分まで、ということになっております。 入院に関しては、「治療は安静だけで良いので入院の必要はないと言われたが、家へ帰ると小姑が家事をしろといってうるさいのでしばらく入院して安静にしていたい」というような、入院しての治療は必要ないと医学的に判断される場合はご希望が強くても入院をお断りすることがありますので御了承下さい。もちろん医学的に入院にての検査、治療が必要な場合は別です。
 
 
  誰が診察するの?
 
「救急部で診察しているのは何科の医者なのだろう?内科か?外科?それとも脳外科の医者?」なんていう疑問をお持ちの方もあるいは多いかと存じます。
救急室を訪れるすべての方の初期診療は救急部医師が行い、救急当直の研修医がそれをサポートします。(他科の医師との間に予約がある場合は除きます。)
老若男女を問わず、風邪で受診しても、骨折で受診しても、心臓が止まって救急車で運ばれた人も、包丁で指を切って歩いて受診する人も、内科の病気も皮膚科の病気も、すべての方は、まず救急部医師が診察いたします。
その上で、救急部医師は「トリアージ」ということを行います。これは医学用語で「3つに分ける」というような意味で、次のような3つに分けます。
    1.症状が軽い場合、救急部医師が治療を行い、場合によっては薬を処方して、帰宅とします。場合によっては、再来してもらうか、または専門の科を受診してもらいます。
    2.症状が中くらいの場合、しばらく救急外来で様子をみて、検査結果をふまえてどの程度の病気かを判断します。
    3.重症の場合、すなわち入院や手術が必要な場合や専門的な検査が緊急に必要な場合は、専門の科に連絡して、その科の医師にバトンタッチすることになります。
例えば、あなたが「おなかが痛い」ということで受診されたとしましょう。まず、救急部医師が診察します。
もし、腹痛が軽症で、単に「おなかの風邪」であると診断されれば、胃腸薬で帰宅していただき、症状が続けば救急外来または内科を再度受診してもらうことになります。
もし、腹痛がかなりひどいようなら、点滴や検査などを行って、何か怖い病気が隠れていないか検査を行い、その結果をみて今後の治療を決めるというふうにさせていただきます。
もし、その結果「虫垂炎なので手術が必要」ということになれば、消化器外科の医師に連絡をとって救急外来に呼んで担当をバトンタッチし、あなたは外科で入院、手術ということになります。
このように救急部の医師は原則として入院患者さんの主治医になることはなく、あっても短期間です。また、手術も救急外来で可能なもの以外は行わず、そのかわり救急外来の初療(まず初めに診療すること)を専門に行っています。日本で「救急医」といえば、自分で腹部の手術もする外傷外科型の救急医や、集中治療の得意なタイプの人が多く、我々のような救急外来にずっといるタイプの救急医(「救急総合診療医」といいます)は日本ではまだ一般的ではありません。アメリカにはこのタイプの救急医が2万7000人もいるそうで、そのため「北米型救急医」とも呼ばれます。患者さんには「眼科の病気なのに初めから眼科の医者が出てこなくて大丈夫か?」「今回は風邪をひいたといったらこの医者が出てきたが、この前怪我して来たときこの医者は傷を縫っていた。いったい何科の医者だろう?」などという疑問、不安を抱かれる方も多いかと存じます。しかし、多種多様な外来患者さんに安全な医療を効率よく提供するためにはこれがもっとも優れた方法であろうと我々は考えております。
救急部医師の経歴は、もともと卒業直後から救急部の医師であるもの、もとは外科、内科、泌尿器科、皮膚科等の医師であったが、途中で鞍替えして救急医になったものなど様々です。しかし、いずれも現在は救急総合診療部専属の医師として働いています。

なお、当院救急部は日本救急医学会認定施設です。

ここまで読んで救急部総合診療部に興味を持たれた方は、これとは別に当科のホームページがありますので、そこまで足を運んで頂ければ幸いです。

 
 
 
 
施設認定
  日本救急医学会認定施設
 

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