遺伝診療部

染色体異常、神経・筋疾患、先天代謝異常症、がん、生活習慣病など、あらゆる疾患に関係する遺伝に関して、院内関連科の協力を得て、遺伝カウンセリングを行っています。

診療体制・治療方針

遺伝や遺伝病に関するご相談について、臨床遺伝専門医が中心となって遺伝カウンセリングを行います。関連する診療科の協力を得て、あらゆる疾患に対応しています。他医療機関からのご要望の他、患者さんやご家族からの以下のようなご相談にもお応えします。
  • 自分や家族の病気が、子どもに遺伝しないか。
  • 子どもが生まれつきの病気を持っているが、診断がわからない。
  • 家族にがんを発症した人が多いが、自分もがんにかかりやすいのか。
  • 主治医から遺伝子検査を勧められたが、受けるべきか迷っている。
  • 遺伝子検査を受けたが、検査結果の意味がよくわからない。

遺伝カウンセリングは、完全予約制です。お電話にて、地域医療連携室にお問い合わせ下さい。
→ 遺伝性乳がん・卵巣がんのカウンセリングご希望の方( PDF 220KB )

主な検査と説明

遺伝カウンセリングとは、来談者の方(患者さんやご家族)が遺伝性疾患における医学的、心理学的、家族的影響について理解し、それに適応できるように支援する過程です。適切な遺伝学的検査を受けられ、かつその結果の意義をよくご理解いただけるように、説明資料を用いて1回1~1.5時間をかけた十分な遺伝カウンセリングを行います。実施にあたっては、プライバシーの保護と倫理面に十分に配慮します。
必要に応じて、遺伝子検査や染色体検査などを、院内の診療科、あるいは外部検査機関などに依頼します。
遺伝カウンセリングおよび遺伝学的検査を受けられるかどうかは、患者さんやご家族の自発的意思を尊重します。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群に対する遺伝カウンセリング

遺伝が原因となる乳がん患者さんは全体の5-10%と少ないですが、乳がんの家族歴が濃厚で、若年発症や、両側乳がん、多発する乳がん腫瘍、卵巣がんの発症が多いなどの特徴があります。上記の特徴がある乳がんの方で、ご希望される患者さんに、遺伝カウンセリングを行っています。乳がん、卵巣がんの早期発見方法や、BRCA遺伝子変異のリスクをご説明しています。カウンセリング後にご希望があれば、BRCA遺伝子検査を行っています。

部長・スタッフ紹介

畑 郁江

部長・准教授
畑 郁江
専門領域
小児内分泌・先天代謝異常

井川 正道

副部長・助教
井川 正道
専門領域
神経・遺伝

准教授 前田 浩幸 乳腺外科
講師 川谷 正男 小児神経・発達
専門医研修責任者 米田 誠 [福井県立大学教授]
診療支援医師 清野 智恵子

学会等認定制度による施設認定

学会等名 事項
日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会(臨床遺伝専門医制度委員会) 臨床遺伝専門医制度研修施設