光学医療診療部

光学医療診療部は消化器内視鏡や気管支内視鏡を使って病気の検査・治療を行うところです。このたび、病院改修工事の一環として新しい光学医療診療部が完成し、2017年1月24日より同部での診療が開始されました。最新鋭の内視鏡機器と次世代シークエンサーが導入され、より高度な医療を実践・提供できる体制が整いました。

診療体制・治療方針

検査・治療は消化器内科、消化器外科、呼吸器内科、呼吸器外科に属する専門医師が担当し、各領域における最新・最高の内視鏡診療を行います。さらに、次世代シークエンサーの導入により、がんの個別化治療(テーラーメイド治療)に向けた、先進的な内視鏡診療を目指します。

得意とする分野

  1. 消化器がんの内視鏡的治療(EMR・ESD)
  2. 次世代シークエンサーを用いたがんの網羅的遺伝子解析
  3. 胃・食道静脈瘤の内視鏡的治療(EIS・EVL)
  4. 胆道結石・膵石の内視鏡的治療
  5. 超音波内視鏡下穿刺(EUS-FNA)を用いた診断・治療
  6. ダブルバルーン内視鏡による小腸疾患の診断・治療
  7. 小腸および大腸のカプセル内視鏡8)超音波気管支鏡下穿刺生検による呼吸器疾患の診断

高度医療

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)

光学医療診療部では消化器内科とともに消化管早期がん(食道がん・胃がん・十二指腸がん・大腸がん)に対する内視鏡的治療としてESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を導入し、良好な成績を挙げています。

胃ESD

胃ESD(治療中)

胃ESD

胃ESD(治療後)

大腸ESD

大腸ESD(治療前)

大腸ESD

大腸ESD(治療後)

ダブルバルーン小腸内視鏡・小腸カプセル内視鏡

これまで診断が困難であった小腸疾患の診断・治療を積極的に行っています。特に2014年4月からダブルバルーン小腸内視鏡を導入し、より質の高い診療が可能となりました。

大腸カプセル内視鏡

2014年4月から大腸がんの精密検査として大腸カプセル内視鏡が行えるようになりました。従来の大腸内視鏡検査と違い、痛みや恥ずかしさがありません。

大腸カプセル

大腸カプセル

EUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺生検)

EUS-FNAシステムを導入し、従来ではアプローチ困難であった部位からの生検が行えるようになりました。消化管粘膜下腫瘍、消化管外リンパ節生検、膵腫瘍生検が可能です。

次世代シークエンサー

2017年1月より新しく移転した光学医療診療部に導入されました。がんの網羅的遺伝子解析を行うことによって、治療に有用な情報を得ることができます。

次世代シークエンサー

次世代シークエンサー

症状・対象疾患

症状:消化器では腹痛、嘔吐、吐血、下血、便潜血陽性、黄疸などの症状に対して消化器内視鏡検査が行われます。呼吸器では急性・慢性の咳、喀血などの症状に対して気管支鏡が行われます。

対象疾患(消化器):消化器がん(食道、胃、十二指腸、大腸)、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、アニサキス症、小腸血管腫、小腸血管異形成、小腸ポリープ、大腸ポリープ、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病など。(呼吸器):肺がん、サルコイドーシス、過敏性肺臓炎、好酸球性肺炎など

部長・スタッフ紹介

中本 安成

部長・教授
中本 安成
専門領域
消化器病学・肝臓病学・消化器内視鏡学

平松 活志

副部長・准教授
平松 活志
専門領域
消化器病学・消化器内視鏡学・肝臓病学

助教 野坂 拓人 消化器病学・消化器内視鏡学・肝臓病学

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