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薬を賢く使う

お薬の飲み方・使い方お薬の形と飲み方・使い方お子様とお薬お薬Q&A

お薬には形の似ているものそうでないもの、いろんなものがあります。それぞれのお薬には適切な使い方があります。医師や薬剤師の話をよく聞いて、また説明書に書いてあることを正しく守って治療を行いましょう。

あなたのお薬はあなただけのお薬です。

お薬は、その都度症状に合わせて処方されています。時がたち、以前と同じ症状だからと勝手に判断して、また飲んだりすることはしないでください。また、他の人が自分と同じ症状であっても、自分のお薬をあげたりするのはやめてください。

お薬の用法と用量

お薬を有効に、かつ安全に使うためには、お薬の用法・用量(飲むタイミングと飲む量)を正しく守ることが第一歩となります。

ではなぜ、用法・用量が大切なのでしょう?

お薬を飲む時間は、作用の仕方を考慮して決められます。
お薬には目的とする効果とは別に、人の体にいろいろな作用を及ぼす場合があります。そのため、飲む時間によっては、日常生活に思わぬ障害を及ぼす場合があります。例えば、利尿剤を夕方以降に服用すると、夜間に尿が近くなってなかなか眠れなくなってしまいます。飲むと眠くなる風邪薬や安定剤・かゆみ止めを飲んだ後は、車の運転等は控えなければ事故を起こす危険があります。
また、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者さんに処方される胃酸分泌抑制剤は、特に就寝中や空腹時の胃酸分泌を抑えることが効果的なため、寝る前の服用が望まれます。
このように、お薬を飲む時間は、お薬の副作用の防止や作用の仕方を十分考慮して決められるので、ラベル・薬の袋等をよく見て、用法・用量を確かめてください。

お薬の用法(飲むタイミング)には次のようなものがあります。


  • 起床時:起きてすぐ(朝食の前)に服用します。
  • 食 前:食事をとる30分前を目安とします。食事によって吸収が低下するような場合などにこの服用方法が選ばれます。
  • 食直前:食事をとる直前に服用します。食前5〜10分以内を目安とします。
  • 食直後:食事を終えた直後に服用します。胃の中に食べ物がある状態でないと吸収が悪かったり、副作用が強くなる場合などにこの服用方法が選ばれます。
  • 食 後:食後30分を目安とします。必ずしも30分待つ必要はなく、お腹が落ち着いたころに服用します。
  • 食 間:食事と食事の間の空腹時のことで、食後2時間を目安とします。
  • 寝る前:就寝前に服用します。睡眠剤などは布団に入る時に服用しましょう。服用したのに眠らなかったり、途中で起きたりすることで副作用が現れることがあります。
  • 頓 用:毎日定期的に服用するのではなく、必要な時だけ服用することです。痛み止めや解熱剤がその例です。

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お薬の飲み方・使い方 Q&A

質問

食事の前か後かで違いがあるのですか?

答え

お薬によっては、食事の有無で効果が強く出すぎたり、まったく吸収されなかったり、食事と一緒に飲まなければ、消化管の粘膜を痛めてしまう場合があります。飲み方をきちんと守らないと効果が出るどころか、副作用のほうが強く出てしまうようなお薬もあります。

質問

飲み忘れた時はどうすればいいですか?

答え

次の飲む時間まで、時間がある時はすぐ飲みましょう。次の飲む時間に近かったり、その時間がきてしまった場合は、1回分はあきらめます。2回分をまとめて飲んだりすると、余分なお薬の作用で副作用が出てしまう可能性が大きくなります。時間ごとに飲むものは、体の中でのお薬の濃度をある水準に保つために計算されて飲む時間を決めているので、次の飲む時間をずらすなど工夫してください。糖尿病薬やワーファリンなど決して忘れてはいけないものもありますので、詳しくは医師や薬剤師に相談してください。

質問

水なしで飲んでもいいですか?

答え

お薬を水なしで服用すると、胃や腸でお薬が十分に溶けないため吸収されなかったり、お薬が食道に残って潰瘍になることがあるので、お薬は必ずコップ1杯以上(150mL以上)の水または白湯で服用してください。水を多めに飲むことは、お薬を溶けやすくし、胃への負担も小さくなり、お薬の吸収もよくします。(水分量制限を受けている方は、医師にご相談ください)

質問

水以外のもので飲んでもいいですか?

答え

お薬によっては吸収が妨げられたり、効果が強く現れる場合があります。ですから、お薬は効果に影響を与えない水または白湯で服用してください。以前までは、お茶で飲むのはよくないと言われていましたが、最近では、お薬を飲むための量ではあまり影響はないことがわかってきました。しかしお茶の中のタンニンという成分によって効果が落ちる薬もありますので、濃いお茶は避けてください。

質問

良くなった気がするので、途中で飲むのをやめてもいいですか?

答え

医師は患者さんの病態や症状に応じてお薬を処方しますので、服用回数や日数は確実に守ってください。ご自分の判断で飲み方を変えたり、服用を中止しないで、必ず医師にご相談ください。お薬の種類によっては、急に服用を中止することで症状を悪化させるものがあります。また、決められたとおりに服用することは、医師がお薬の効果を適切に判断するためにも大切なことです。なお、お薬の服用によりアレルギー等の症状が現れた場合には、すぐに医師にご連絡ください。

質問

お薬を飲み始めてからアレルギーや体に異常が起こったら、どうすればいいですか?

答え

どんなお薬でもアレルギー反応が起こる可能性があります。お薬を服用後に発疹などの症状がみられた場合には、すぐに医師にご連絡ください。また、お薬を服用していて、体に何か異常を感じた場合には早期に受診するようにしてください。どんなお薬でも副作用の可能性があります。あらかじめ現れると分かっている副作用には予防薬が投与されることもありますし、血液検査や経過を観察することで、副作用の早期発見に努めています。

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