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手術支援ロボット【ダヴィンチ Si】導入


手術支援ロボット「ダヴィンチSiサージョンコンソール」手術支援ロボット「ダヴィンチSiサージョンコンソール」手術支援ロボット「ダヴィンチSiペイシェントカート」


最新鋭機「ダヴィンチSi」配置、12月に前立腺がん手術を開始。
厳しい院内基準の下で運用し他の疾患にも順次、用途広げる。
 福井大学医学部附属病院は平成25年 秋、県内で初めてとなる米国製の手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入し、12月第1週目から手術を開始しました。配置したのは最新鋭の「Si」という機種です。 導入費は3億円以上、運用やメンテナンスにも相当なコストがかかりますが、本院が掲げる 「最高・最新の医療を安心と信頼の下で」の理念に沿って大胆な投資を決断したものです。

 「ダヴィンチSi」は4本あるアームを、患者さんのお腹に開けた別々の小さな穴から1本ずつ挿入し、先端部に取り付けられた手術器具(鉗子や電気メス)を遠隔操作して手術を行います。アーム 1本には術野を3次元立体映像で映し出す内視鏡が装着されており、術者は 鮮明な拡大映像をモニターで見ながら コントローラーと足元のペダルで手術器具を操ります。

患者さんにやさしい手術を
 
 手術器具は手の動きに連動してなめらかに動き、可動域も広く、人の手以上に複雑な動作が可能です。そのため、より安全で正確な手術が行え、従来の腹腔鏡手術では難しかった神経温存や縫合 も比較的容易に行えます。腹腔鏡手術と同様、開腹せずに済み、手術時間が短く、出血量も少ないため、患者さんの体への負担を軽減できるのが大きなメリットです。その分、傷の治りも早く、早期にリハビリテーションを開始でき、在院日数も短縮できます。また、前立腺がんの手術は保険適用ですので、高額療養費を適応いたしますと患者さんの負担は5〜9万円程度で済みます。

 米国では前立腺がんの手術を中心に 急速に普及し、米国における前立腺がん 手術の約 90%が「ダヴィンチ」を使って行われているとされます。日本でも近年、 導入する医療機関が増えており、平成24 年4月に前立腺がんに対する治療が公的保険適用になりました。本院も泌尿器科における前立腺がん手術から始めました。

 泌尿器科ではロボット支援手術のスペシャリストを養成し、保険適用の状況も見ながら、精密さが求められる腎臓がんの部分切除や、膀胱がんの手術にも使っていきたいと考えています。他診療科においても順次、子宮体がん、消化器がん、肺がんなどの手術に用途を広げていく計画です。

 毎週火曜日午後には伊藤先生がロボット手術外来を行っております。
お問い合わせは、泌尿器科外来(代表:0776-61-3111、内線:3293、3295)までお願いします。