看護師・認定看護師の活動紹介

このページは、福井大学医学部附属病院の専門看護師・認定看護師の活動を紹介するコーナーです。

ふくだい専門看護師・認定看護師たより

感染管理分野:松山千夏

2回目の投稿となります

感染管理認定看護師は、ICTやASTの一員として問題となる感染症の発生状況を把握し、感染防止対策を実践できるよう活動しています。
・ICT…感染対策チーム
・AST…抗菌薬適正使用支援チーム

薬剤耐性菌対策と抗菌薬適正使用

感染症治療において、抗菌薬(抗生物質)を
正しく使用しないことで起こり得るのが、
薬剤耐性菌の問題です。
薬剤耐性菌は、
今まで効果があった抗生物質が効かなくなることで、
世界中で問題となっています。

抗生物質を処方されたら守っていただきたいこと

  • 指示通り最後まで飲みきる
  • とっておいて、後で飲んだりしない
  • 人にあげたりもらったりしない

がん薬物療法看護認定看護師:埴 瀬里奈

認定分野について

2024年4月から通院治療センターでの勤務となりました。抗がん剤治療中、後の副作用(皮膚障害、吐き気や食欲不振、手足のしびれ、脱毛、味覚障害、投与中の血管痛など)の予防や対策の相談も受けております。安全適正な抗がん剤投与はもちろんですが、患者さんご家族との対話を大切にしています。患者さんへのケア、予防や対処で悩むときにはお気軽にご連絡ください。

どんな活動をしていますか?

現在感染制御部に勤務しています。私を含めた2名の感染管理認定看護師で、毎日感染症や薬剤耐性菌が検出された患者さんや感染対策の状況をラウンドで確認し、ICT/ASTミーティングで得た情報を共有し、対策等検討しています。

勉強会や研修内容について

  • 安全な投与管理・抗がん剤の基本的知識
  • がん種による治療やスケジュールの違い
  • 副作用マネジメント・治療中の患者さんの状態などなど治療に関して悩んでおられる方から、治療中・終了後の方、院内外のスタッフの方まで気軽に相談のできる身近な存在でありたいと思っております☻

糖尿病看護分野:道関沙緒理

「FreeStyleリブレ」は、皮下に入れたセンサーで間質液中のグルコース濃度を連続的に測定し、リーダー(またはスマートフォン)でスキャンすることで、連続測定したグルコース濃度の変動パターンを表示するグルコースモニタリングシステムです。日々の指先穿刺による自己血糖測定を必要とせずに全てのインスリン患者に使用できる、持続血糖モニターです。そのリブレが、2024年4月から「FreeStyleリブレ2」へと進化し生まれ変わりました。

「FreeStyleリブレ2」はセンサーとリーダー(またはスマートフォン)が自動的に通信することで低血糖などのグルコースアラートを受信できるようになりました。