小児アレルギーエデュケーター(PAE)とは、日本小児臨床アレルギー学会の定める認定資格であり、福井県内では3名が活動しています(2018年5月現在)。外来診察後や待ち時間を利用し、吸入や軟膏の具体的な使用法の説明や食事指導を行っています。アレルギー疾患(気管支喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー)は自宅での継続した管理が重要です。年齢・生活背景・性格・環境など、個別性を生かした看護を提案し、家族だけでなく、子供自身が治療に積極的に関わっていけるように頑張っています。昨年度より地域から委託を受け、年5回スキンケア教室を開催するなど、啓蒙活動にも取り組んでいます。
※写真はスキンケア教室の練習風景です。入浴時の効果的な石鹸泡だて方法や、軟膏を「薄く塗り伸ばした時」と「正しい量を塗布した時」の皮膚のバリア機能を比較して、目でみて分かってもらえるように実演をしています。