医学研究支援センターでは、クリニカル・リサーチ・コーディネーター(CRCともよばれます)という院内の治験専門スタッフが、治験が安全・円滑に実施されるように活動しています。
当院では、看護師CRC、薬剤師CRC、検査技師CRCがチームとなり主にこの業務を担っています。治験に関わるチーム内の調整、患者さんへの同意説明補助、医師の治験業務サポート、患者さんの来院スケジュール調整や患者さんからの相談に応じるケアなど、その業務内容は多岐にわたります。また、決められた実施計画書の内容通り治験が進むよう、治験担当医師・治験依頼者と協力し細かくチェックしています。
私たちは、患者さんの治験参加への不安の軽減に努め、安全性を第一に考えサポートしていくことを日々心がけています。
看護師CRC業務の一例
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患者さんに対する治験の同意説明を補助し、まず治験を理解してもらいます。 -
治験中は治験担当医の診察に同行し、検査項目や診察内容が、計画書どおりに実施されていることを、医師とともに確認します。 -
治験実施中には、CRCが必要に応じて電話で症状日誌の記載や来院日の確認をします。常に、被験者のケアが最優先です。 -
看護師CRCは、被験者の採血やバイタルチェックを行い、その経験と特徴をいかして医師と患者の調整役を担います。