私達は2014年6月より、入院中の高齢患者さんの『こころとからだの機能低下予防』を目的とした集団的院内デイケア、通称『あっぷ』を行っています。
急性期病院での専門的な治療を受けることで制約されることも多く、また入院することで日常生活が変化します。特に高齢患者さんは戸惑うことが多くなり、普段できていたことができなくなったり、混乱することもあります。そのような入院生活の中で、院内デイケアに参加することで日常生活のリズムを作り、廃用症候群やせん妄の予防に効果が期待でき、患者さんの社会性向上、離床促進が図れると考えています。
患者さんがレクレーションに集中できる環境を準備し、季節感や他の患者さんとの会話なども楽しんでもらえるように、ボランティアの方々の協力も得ていろいろなレクレーションを行っています。