個人情報を含むUSBメモリの紛失について
令和7年9月29日
福井大学医学部附属病院
個人情報を含むUSBメモリの紛失について
このたび、当院所属医師が、個人情報を記録したUSBメモリを紛失する事案が発生いたしました。該当する患者及び関係者の皆様に多大なご心配とご不安をお掛けしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
当院では、日頃より全教職員に対し個人情報の厳格な取扱いを求め、情報管理の徹底に努めてまいりましたが、本事案を重く受け止め、より一層の意識向上を図り、再発防止に努めてまいります。
なお、現時点では本事案に起因する個人情報の漏えい及び被害は確認されておりません。
1.発生状況
令和7年9月9日(火)、当院所属医師が、治療方針を決める院内打合せ(カンファレンス)準備のため、個人情報を含む説明資料をUSBメモリに保存し、USBメモリを所持したまま病棟での業務を行い、その後、他所へ立ち寄ることなく帰宅しました。
翌日、9月10日(水)にUSBメモリの紛失に気付き、直ちに関係各所を捜索するも見つからず、その後、現在まで発見に至っていません。
なお、当該医師は、医師が勤務管理に使用している位置情報を検知する発信機にUSBメモリを付帯させており、その通信記録等から、廃棄物に混入した可能性も否定できず、引き続き確認を行っております。
2.紛失したUSBメモリに記録されていた個人情報
個人情報の件数:5件(患者ID、既往歴、診断名、年齢など)
3.対応状況
該当する患者の皆様には、本事案に関するご報告とお詫びを既に行い、個人情報漏えいによる被害が疑われる場合には、直ちに当院までご連絡いただくようご案内しています。
4.再発防止に向けた取組
今後このような事態を招くことがないよう、全教職員に対し、個人情報や機密情報の適切な取扱いについて改めて周知徹底を図るとともに、個人情報を含む情報管理の徹底及び個人情報保護に関する教育や研修を継続的に実施して参ります。