第5回おいしく楽しく透析食をつくろうの会を開催しました。

11月30日に永平寺四季食彩館「れんげの里」で恒例の透析食調理実習を開催しました。今回は6人の患者さんとそのご家族や職員総勢約30名が参加し、今年は主菜を冬の定番「おでん」、箸休めに「赤かぶの甘酢漬け」とデザートに「芋きんつば」を作りました。鍋料理は水分が多いため敬遠しがちですが、水分少なめ出汁だけで煮込みました。これにゆずみそと田舎みそを付けて美味しくいただきました。具材の鳥団子とさつま揚げは手作りしたことにより、塩分や添加物を減らすことができます。
 また管理栄養士からは、治療をしていくにあたっての1日分の栄養の必要量を、実際に朝食、昼食のサンプルメニューおよび夕食は今回の献立を通して説明がありました。毎食、主食、主菜、副菜をそろえると栄養バランスのよい食事になります。減塩、カリウム制限、リン制限、水分制限・・・守らないといけないことはたくさんありますが、しっかり食べて、しっかり透析し、健康で楽しい毎日を送っていくことをお伝えしました。

[洋風朝食]
5枚きりパン1枚とマーガリン、目玉焼き又はヨーグルト、チンゲンサイの煮びたし

[和風朝食]
揚げ焼き(ねぎとおかかのせ)、野菜の和え物、納豆、白飯

[昼食]
焼きサバ、オクラのマヨネーズ和え、かぼちゃの煮物、白飯

[夕食]
おでん(ゆずみそ、田舎みそ)、赤かぶの甘酢漬け、芋きんつば、白飯

調理風景

皆さんと記念写真を撮りました

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