手術器具の「総合滅菌管理システム」の取り組みが総務大臣賞などを受賞しました
年間6,000件の手術を行う本院では、攝子(せっし)や鉗子(かんし)などの手術用鋼製器材一本一本を管理する「総合滅菌管理システム」を開発し導入しています。約30,000点の器材に個体識別のための微小な2次元コード(GS1識別コード)をレーザー刻印し、トレーサビリティ(使用履歴管理)を可能にしたことで、安全性向上、ワークフローの効率化による人件費削減、労働時間の短縮による看護師らの働き方改革に貢献するなど大きな成果を上げています。
これらの成果は全国的な評価を受け、モバイルコンピューティングの社会貢献を顕彰する「MCPC アワード 2019」で総務大臣賞、日本看護協会の「看護業務の効率化 先進事例アワード 2019」で特別賞をそれぞれ受賞しました。