嶺北消防組合による消防総合訓練に本院DMATチームが参加しました。
8月2日に嶺北消防組合主催の平成27年度消防総合訓練が、丸岡町城東グランド一帯で実施されました。
これには本院DMATチーム(医師2名、看護師2名、業務調整員1名)が参加し、地域住民約300名を含む総勢約1100名の参加者が訓練に臨みました。
訓練は、日本海沖を震源とするマグニュード7の地震が発生し、坂井市丸岡町において震度5強と観測され多数の負傷者が発生したと想定されたものです。
隊員は、救助された負傷者にトリアージポストでトリアージを行い、その後トリアージの色別テントに搬送された負傷者の2次救命処置にあたりました。
トリアージとは、災害・事故現場などで一時に大勢の負傷者が発生した時に、重症度によって治療の順番を決めることを言います。負傷者を、(1)最優先治療、(2)非緊急治療、(3)軽処置、(4)不処置、に振り分け、医療関係者が一目で分かるようカラ―(赤黄緑黒)表示のタグを用います。
負傷者の救助は時間との戦いになります。隊員達は本番さながらの緊張とスピード感を持って真剣に訓練に取り組みました。