「クラウド型救急医療連携システムの導入」にかかる共同発表が行われました。
平成27年度に採択された福井県委託「12誘導心電図伝送システム実証事業」および総務省消防庁消防防災科学技術研究推進制度「クラウド型救急医療連携システムの研究」班(研究代表者:救急医学准教授 木村哲也)によるクラウド型救急医療連携システムの公開実証試験が7月4日福井循環器病院で行われました。
このシステムは、昨年発表された心電図伝送システムを更に開発し、救急隊から直接搬送先の病院へ心電図データを送信することで、患者さんが到着する前に診断が可能になり、受入れ体制の時間短縮が図られるという画期的なシステムで、今後の広域地域医療の連携および救急医学の推進が期待されます。