病院長あいさつ
最適の医療を提供する最も信頼できる病院を目指しています

本院は、1983年に福井医科大学医学部附属病院としてスタートし、開院30年を機に2014年に新病棟(A棟)の開院、旧棟(B棟)、外来の改修をすすめ、2018年に一連の再整備が完了しました。再整備にあわせ、臓器・疾患機能別病棟センターを設置し、脊椎脊髄ユニット外来を開設するなど、診療科の枠を超えた集学的診療を行う体制を整えました。患者総合支援センターを設置し、がんゲノム外来、小児外科を開設して診療体制の充実を図っています。ここ最近では、がんゲノム医療連携病院、小児がん連携拠点病院、福井県アレルギー疾患医療拠点病院の指定を受け、県内唯一の特定機能病院として、高度医療の提供、新規医療技術の開発・評価を行っています。
2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、全国各地で医療提供体制が問題となりました。流行拡大時には、行政や医師会、医療機関と協力し、県内の救急疾患および重症疾患を本院で受け入れるとともにコロナ感染症対策にも積極的に参画し、福井の医療の最後の砦としての役割を果たしてきました。
本院のもう一つの使命は、医療人の育成です。本院が立地する永平寺町と協力して、在宅診療を担う永平寺町立在宅訪問診療所を開設し、高度急性期・急性期医療に特化した大学病院では経験することが出来ない慢性期医療の教育・研修の場を提供することで福井の地域医療を担う総合診療医の育成を目指しています。
令和となった2019年には病院の理念を「最新・最適な医療を安心と信頼の下で」としています。最先端で最高水準の医療が必ずしも全ての患者にとって最適な医療とは限りません。患者の意思決定権を尊重し、一人一人の患者に寄り添い、最適な医療を選択していただけるよう、病院全体で取り組んでいます。安心して診療を受けていただけるよう、医療安全のレベルアップに努めています。
最後に地域の皆様に最も信頼していただけ、それを職員一同が誇りと出来るよう努力を続けて参ります。皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。
2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、全国各地で医療提供体制が問題となりました。流行拡大時には、行政や医師会、医療機関と協力し、県内の救急疾患および重症疾患を本院で受け入れるとともにコロナ感染症対策にも積極的に参画し、福井の医療の最後の砦としての役割を果たしてきました。
本院のもう一つの使命は、医療人の育成です。本院が立地する永平寺町と協力して、在宅診療を担う永平寺町立在宅訪問診療所を開設し、高度急性期・急性期医療に特化した大学病院では経験することが出来ない慢性期医療の教育・研修の場を提供することで福井の地域医療を担う総合診療医の育成を目指しています。
令和となった2019年には病院の理念を「最新・最適な医療を安心と信頼の下で」としています。最先端で最高水準の医療が必ずしも全ての患者にとって最適な医療とは限りません。患者の意思決定権を尊重し、一人一人の患者に寄り添い、最適な医療を選択していただけるよう、病院全体で取り組んでいます。安心して診療を受けていただけるよう、医療安全のレベルアップに努めています。
最後に地域の皆様に最も信頼していただけ、それを職員一同が誇りと出来るよう努力を続けて参ります。皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。
福井大学医学部附属病院長
大嶋 勇成