病院長あいさつ
最適の医療を提供する最も信頼できる病院を目指しています
本院は、1983年に福井医科大学医学部附属病院として開院し、開院20年に福井大学と福井医科大学との統合により福井大学医学部附属病院となりました。開院30年を期に再整備を行い、臓器・疾患機能別病棟センターを設置して診療科の枠を超えた集学的診療を行う体制を強化しました。その後、がんゲノム外来、小児外科、高度生殖医療センター、福井県脳卒中・心臓病等総合支援センターを設置し、がんゲノム医療連携病院、小児がん連携拠点病院、福井県アレルギー疾患医療拠点病院、福井県摂食障がい支援拠点病院の指定を受けています。年々増加する手術件数に対応するため、眼科専用の「目の手術室」を2室増設しました。新型コロナ感染症の流行時には、一般診療に制限をかけることなく、重症の新型コロナ患者の診療に対応するための病床を整備し、流行の終息後は、HCU(high care unit)として運用するなど、高度急性期・急性期病院としての機能強化を図っています。また、県内唯一の特定機能病院として、医学研究支援センターの支援のもと、臨床研究や治検を推進し、高度医療の提供、新規医療技術の開発・評価を行っています。
新型コロナウイルス感染症に対しては、行政や医師会、他の医療機関と協力し、新型コロナの救急患者や重症患者を受け入れ、コーディネートセンターや感染拡大地域へのスタッフ派遣も行いました。能登半島地震の際には、災害派遣医療チームや災害福祉支援チーム等の派遣に加え、広域搬送拠点臨時医療施設の運営、被災地からの患者受け入れにも対応しました。
本院のもう一つの使命である医療人の育成に関しては、在宅診療を担う永平寺町立在宅訪問診療所を運営し、高度急性期・急性期医療に特化した大学病院では経験することが出来ない慢性期医療の教育・研修の場を提供することで福井の地域医療を担う総合診療医の育成に取り組んでいます。また、国より高度被ばく医療支援センターの指定を受け、原子力災害時には原子力災害拠点病院を支援して高度専門的な被ばく医療を実践できる人材を育成するため被ばく医療の専門的な教育研修を行っています。
最先端の医療が必ずしも全ての患者に安全に実施できる訳ではありません。リスボン宣言でうたわれている患者の意思決定権を尊重し、一人一人の患者に寄り添い、医療を選択していただけるよう、病院全体で取り組んでいます。患者の皆様に安心して診療を受けていただけるよう、医療安全のレベルアップに努めています。
最後に地域の皆様に最も信頼していただけ、それを職員一同が誇りと出来るよう努力を続けて参ります。皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に対しては、行政や医師会、他の医療機関と協力し、新型コロナの救急患者や重症患者を受け入れ、コーディネートセンターや感染拡大地域へのスタッフ派遣も行いました。能登半島地震の際には、災害派遣医療チームや災害福祉支援チーム等の派遣に加え、広域搬送拠点臨時医療施設の運営、被災地からの患者受け入れにも対応しました。
本院のもう一つの使命である医療人の育成に関しては、在宅診療を担う永平寺町立在宅訪問診療所を運営し、高度急性期・急性期医療に特化した大学病院では経験することが出来ない慢性期医療の教育・研修の場を提供することで福井の地域医療を担う総合診療医の育成に取り組んでいます。また、国より高度被ばく医療支援センターの指定を受け、原子力災害時には原子力災害拠点病院を支援して高度専門的な被ばく医療を実践できる人材を育成するため被ばく医療の専門的な教育研修を行っています。
最先端の医療が必ずしも全ての患者に安全に実施できる訳ではありません。リスボン宣言でうたわれている患者の意思決定権を尊重し、一人一人の患者に寄り添い、医療を選択していただけるよう、病院全体で取り組んでいます。患者の皆様に安心して診療を受けていただけるよう、医療安全のレベルアップに努めています。
最後に地域の皆様に最も信頼していただけ、それを職員一同が誇りと出来るよう努力を続けて参ります。皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。
福井大学医学部附属病院長
大嶋 勇成