PNSの成り立ち・活動
PNSの成り立ち
PNS導入から定着への歩み

PNSの経緯
2007年4月 | パートナーシップ理論、補完性の原理を生かした看護体制として(パートナーシップ・マネジメント)を考案し、混合病棟、消化器外科病棟の2部署で試行 |
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2009年1月 | 消化器外科病棟において予期しなかった患者の急変を経験 「2度と繰り返さない」を誓い、看護体制(パートナーシップ・マネジメント)を本格的に稼働させることを看護師長は当該スタッフに宣言 |
2009年4月 | パートナーシップ・マネジメントを消化器外科病棟にて本格的に導入開始 |
2011年4月 | Partnership nursing systemパートナーシップ・ナーシング・システムPNSと命名し、看護部目標として『全病棟にPNSを3年計画で導入する』を掲げる。 |
2011年 | 国立大学病院看護部長会議で、実践報告としてPNSについて発表、それ以来、全国の多くの病院から注目されるようになる。 2泊3日の日程で、当院のPNSを実際の現場で見学する研修を受け入れ開始し、現在まで、毎週月曜日から水曜日にかけて見学者を受け入れている 2016年現在で、延べ見学者数 8916人、見学施設数 496施設 |
2014年6月6日 | PNS商標登録 |
二交代勤務でのペアの組み方と勤務時間

研修について
2012年~2015年 | パートナーシップ・マインド研修 開催 全看護師が毎年受講 |
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2016年~2017年 | マインド研修「PNS体感で知る組織力アップ法」参加型体験学習導入 |
2016年~ | 継続研修として「PNSの基本」について講演会を開催 全てのスタッフがPNSの基本を確実に理解し続けるために毎年実施している |
2013年 | PNS研究会 発足 毎年1回研究会を開催している |
PNS:Partnership Nursing SystemとPNSロゴマーク
PNS:Partnership Nursing SystemとPNSロゴマークが、このたび商標登録されました。

平成21年度に本学医学部附属病院で開発、平成23年度より全病棟で導入された看護ケアシステムPNS:Partnership Nursing Systemが、このたび商標登録されました。 質の高い看護を提供できるだけでなく、看護師のワークライフバランスも改善されたこのPNSは全国から注目を集め、当院での研修希望者が押し寄せています。これからも全国のPNSを実践している病院と情報交換し、PNSのさらなる発展を目指します。
活動内容について
最初にパートナーを選ぶ
キーワードは違いを活かす
パートナーを選ぶのは公の場で
年度はじめの病棟会など、スタッフが揃っているところで経験知の違いを活かしてスタッフ同士がパートナーを決める。
パートナーシップを補完するチーム作り
- パートナーとなった者同士を、副看護師長を中心にチームに振り分け、補充体制を作る。
- 力量・経験年数・役割などを踏まえて振り分ける。
活動範囲
パートナー2人ずつにより作られたチームが委員会活動をはじめ、病棟内の係の仕事、受持ち患者、日々の看護ケアに至るまでの全ての業務を補完する。
補完の四重構造
