ハラスメントや違法行為に対する基本方針について

カスタマーハラスメント(カスハラ)防止に関するご案内


PDFダウンロード(約102KB)

 当院は、安全で良質な医療を提供し、患者さんとご家族を尊重した対応を心がけております。万が一、当院職員の対応に不適切な点がございましたら、患者総合支援センターの相談窓口や「患者さんの声」にてお知らせください。
 一方で、常識を超えた要求や暴言・暴力・威圧的な言動、セクシュアルハラスメントなどの行為は、職員の尊厳を傷つけるだけでなく、診療環境の悪化を招き、他の患者さんにも影響を及ぼします。
 当院は職員の人権を守り、安全な医療を提供するため、これらの行為には毅然と対応いたします。
 状況によっては診療をお断りすることがあり、悪質な場合は警察や弁護士等と連携し対処いたします。ご理解とご協力をお願いいたします。

当院における迷惑行為・ハラスメント

1.業務に支障をきたす行為
  ・繰り返しの苦情や過度な説明要求、長時間にわたる職員の拘束
  ・院内での長時間の居座り
  ・職員の発言に対する執拗な揚げ足取りや攻撃的な言動
  ・指示に従わず、医療業務を妨害する行為

2.職員への威圧・侮辱的な言動
  ・大声での罵声や威嚇
  ・にらみつける、机を叩く・蹴るなどの威圧的な行為
  ・「もたもたするな」「お前じゃだめだ」などの侮辱的・軽蔑的な発言
  ・国籍・ジェンダー・外見などに基づく差別的発言

3. 不適切な要求やハラスメント行為
  ・社会的地位や立場を利用し、常識の範囲を超えた特別対応を求める行為
  ・職員への不適切な性的言動(セクシュアルハラスメント)
   →不要な身体接触
   →身体的特徴を話題にした発言
   →私的な面会の強要
  ・職員の個人情報(名前・連絡先など)の開示要求や、不正な情報公開

4.その他の迷惑行為
  ・他の患者さんの迷惑となる行為
  ・診療業務や病院運営に支障をきたす行為

ハラスメントを超えた違法行為(警察や弁護士等への相談・通報対象)

・身体的暴力行為(衣服を掴む、殴る・蹴る、物を投げつける等) 《暴行罪》
・脅迫行為(「お前をネットで晒すぞ」「殴られたいのか」等) 《脅迫罪》
・強要行為(暴行や脅迫による土下座・謝罪文の強要) 《強要罪》
・物品の破壊(医療機器や備品の破損) 《器物損壊罪》
・誹謗中傷・個人情報の拡散(SNS等への投稿) 《名誉毀損罪》
・業務妨害(執拗な電話、診察室での居座り等) 《業務妨害罪》
・悪質なわいせつ行為 《不同意わいせつ罪》
・危険物の持ち込み(刃物等) 《銃砲刀剣類所持等取締法》
・執拗な面会要求・乱暴な言動 《県迷惑行為防止条例》
・その他、法律や条例に違反する行為