神経科精神科

神経科精神科は、脳あるいは心理的な要因によって生じるさまざまなこころの病気の診療を行っています。小児期から老年期までの幅広い疾患を対象とし、うつ病や統合失調症以外にも、認知症などの器質性の精神疾患、睡眠障害、てんかんの診断・治療にも積極的に取り組んでいます。

診療体制・治療方針

精神保健指定医、各学会の専門医を中心としたチーム医療を行っています。病棟は41床で、薬物療法や認知行動療法など総合的な治療を実践し、また総合病院の特性を生かし、身体合併症の治療もあわせて行っています。外来は初診を含めて予約制ですが、緊急の対応にも備え、月曜から金曜まで毎日開設しています。地域との関連を重視し、紹介の受け入れなど各医療機関と密接な連携のもとで診療を進めています。

得意とする分野

  1. うつ病、老年期精神疾患などにおける脳画像診断
  2. 睡眠時無呼吸症候群、過眠症などの睡眠・生体リズム障害に対する診断と治療
  3. てんかんなどの発作性疾患に対する診断や薬物療法
  4. 認知症に対する画像、脳波、神経心理学的検査による総合的な診断および治療
  5. 難治性うつ病などに対する無けいれん性電気けいれん療法
  6. 小児期の精神疾患に対する認知機能および脳画像による診断

高度医療

外来では一般の外来診療に加えて、睡眠、ストレス、てんかん、物忘れなど各領域の専門医が、PETやMRIなどの先進的医療機器を用いた最新の診療を行っています。また、子どものこころ診療部とともに連携を取りながら、児童思春期の精神医療にも力を入れています。病棟では、総合病院の特徴を生かし、身体疾患の合併症診療、難治性うつ病などへの無けいれん性電気けいれん療法など、経験豊かなスタッフによるチーム医療を実践しています。また紹介患者を多く受け入れ、地域の医療機関と密接に連携をとり、地域のメンタルヘルス活動にも精力的に取り組んでいます。

症状・対象疾患

以下のような多様な神経精神疾患を対象としています。

  1. パニック障害や強迫性障害などの不安に関連した疾患
  2. 不眠症、睡眠時無呼吸症候群、過眠症などの睡眠障害
  3. てんかんなどの発作性疾患
  4. うつ病などの気分障害
  5. 統合失調症
  6. アルツハイマー病などの認知症
  7. 拒食症や過食症などの摂食障害
  8. 多動や自閉症スペクトラム障害などの児童期の疾患

主な検査と説明

脳波検査室

神経精神疾患および高次脳機能の診断と治療効果の判定は、最先端のMRIやSPECTなどの画像検査も含め総合的に行っています。また睡眠障害やてんかんについては、長時間ビデオ同時記録や終夜睡眠脳波を用いるなど、きめ細かい検査データをもとに診断を行っています。また疾患によっては、心理検査(ロールシャッハテスト、性格検査、認知機能検査など)や最近の認知機能検査を駆使して、治療に役立てています。

このように、神経精神医学の広い領域におけるさまざまな疾患に対して、最新の検査などに基づき、病状や病態を正しく把握し、最新の治療を提供しています。

科長・スタッフ紹介

小坂 浩隆

科長・教授
小坂 浩隆
専門領域
発達障害・脳機能画像学・児童精神医学

東間 正人

副科長・准教授
東間 正人
専門領域
臨床脳波学・臨床精神薬理学

助教 大森 一郎 強迫性障害
助教 松村 由紀子 緩和ケア
助教 水野 智之 総合失調症・気分障害
助教・外来医長 田中 悠二 老年精神医学・せん妄・リエゾン
助教・病棟医長 上野 幹二 神経生理学
助教 岡崎 玲子 思春期精神医学
助教(認知症医学推進講座) 武藤 悠平 老年精神医学
医員 三崎 真寛
医員 石橋 知明
医員 幅田 加以瑛

学会等認定制度による施設認定

学会等名 事項
日本精神神経学会 精神科専門医制度研修施設

外来診察予定

完全予約制

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 【初診】
東間 正人

【再診】
岡崎 玲子
松村 由紀子

【初診】
大森 一郎

【再診】
東間 正人
小坂 浩隆

【初診】
東間 正人

【再診】
田中 悠二
水野 智之

【初診】
東間 正人

【再診】
岡崎 玲子
武藤 悠平

【初診】
東間 正人

【再診】
大森 一郎
松村 由紀子

午後

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