がん診療推進センター


  当院におけるがん診療最前線

院内がん登録部門

本院に受診されたがん患者の診断や治療内容等のデータを集積し、各診療科におけるいろいろな治療の有効性を常に検討して治療法の改善に役立てています。また、「がん登録等の推進に関する法律(平成 25年法律第 111号)に基づいて国にがんの登録を行っています。

緩和医療部門(緩和ケアチーム・緩和ケア外来)

緩和ケアチーム

緩和ケアチーム

緩和ケアは、がんなどの命を脅かす病気と診断された時から生じる苦痛に対して、患者さんとご家族が受けられるケアです。苦痛とは人それぞれに異なります。一般的な痛みやだるさだけでなく、気持ちのつらさや経済的負担、社会的な役割の喪失などで苦しまれる方もいます。緩和ケアチームは、これらの苦痛に対して、各種エキスパートの医師、看護師、薬剤師、理学療法士、その他多職種のメンバーで全人的にサポートしていくチームです。

緩和ケアチームの診療を希望される方は、担当医や看護師などに希望をお伝えください。主治医や受け持ち看護師の依頼を受け、チームの各診療科医師や各専門看護師、薬剤師などが、苦痛の内容に応じて迅速に対応します。

症例検討会

専従の医師と看護師は定期的に病棟を回診し、患者や家族のニーズに対して何ができるか、チームで症例検討を行います。2012年2月から外来も開設され、いつでもどこでも質の高い緩和ケアを目標に日々、診療を行っています。

緩和ケアチームの診察を希望される場合

  • 入院・外来通院中の方 主治医・看護師にご相談ください。
  • その他の方 福井大学医学部附属病院 がん相談窓口
相談窓口 がん相談支援センター
電話:0776-61-3111(代表)
「がん相談窓口をお願いします」とお伝えください。

緩和ケア外来

緩和ケア外来は、主に毎週平日の午前中に完全予約制で診療しています。外来には医師だけでなく緩和ケア認定看護師が同席し、医師に話しにくい内容も気軽に相談していただけます。実際の主訴としては、疼痛30%、抑うつ23%、不眠25%、不安18%、食欲不振2%と多岐にわたっています。
病状が進行するとそれまで行われていた治療を中止しなければならなくなったり、家での生活が困難になったりすることがあります。その際は、意思決定支援、療養場所決定支援、在宅緩和ケアサービス調整なども行います。
診断直後や抗がん剤等の積極的治療中の方も対象としています。

外来診察予定

緩和ケア外来

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
谷川 明希子
10:00~12:00
※完全予約制
電話
0776-61-3111
(内線)3355
児玉 麻衣子
10:00~12:00
※完全予約制
電話
0776-61-3111
(内線)3355
児玉 麻衣子
10:00~12:00
※完全予約制
電話
0776-61-3111
(内線)3355
児玉 麻衣子
10:00~12:00
※完全予約制
電話
0776-61-3111
(内線)3355

医療相談支援部門

がん相談

外来に、がん相談窓口を置いて相談員を配置しています。がんの患者さん、ご家族からのあらゆる相談に応じています。
専従の看護師、専任のメディカルソーシャルワーカーが相談を担当しています。各種がんの専門の診療科医師が相談員として登録されており、必要な時に随時対応しています。がんに関するあらゆる医療相談、専門医に関する相談、アスベスト・中皮腫に関する相談、セカンドオピニオン、他の施設のがん診療に関する情報提供、緩和ケア相談などに応じています。
がん相談支援センターにはパソコン・プリンターが設置してあります。各種書物、雑誌、インターネットによりがんに関する情報を得ることができます。


対応日時 月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く) 8:30~17:00
相談窓口 がん相談支援センター
電話:0776-61-3111(代表)
「がん相談窓口をお願いします」とお伝えください。

両立支援(治療と仕事の両立支援)

メディカルソーシャルワーカーとがん相談看護師が両立支援を担当しています。福井県のハローワークと連携することで、病状、通院状況などを考慮した求人を探すお手伝いをいたします。求人以外でも、福井産業保健総合センターと連携し、治療と仕事を両立できるよう相談会を実施しています。お気軽にご相談ください。

主な相談内容

  • 通院の必要はあるが、働きたい。
  • 自分の症状、体力にあった仕事を見つけたい。
  • 治療と仕事の両立の仕方について教えてほしい。
  • しばらくぶりに仕事に戻ることへの不安を解消したい。
  • 就職活動で、企業に病気のことを伝えるべきか迷っている。
  • 仕事復帰に際して、どんなスキルが必要か知りたい。
相談窓口 がん相談支援センター
電話:0776-61-3111(代表)
「がん相談窓口をお願いします」とお伝えください。

お仕事に関する相談会

日時 毎月第4木曜(祝日・年末年始を除く)13時30分~15時
(ハローワーク福井専門援助部門 担当)
毎月第1金曜(祝日・年末年始を除く)14時~17時
(福井産業保健総合支援センター 両立支援専門員担当)
場所 患者・家族サロン「やわらぎ」
対象 がん・肝炎・糖尿病・難治性疾患などのある方

患者・家族サロン「やわらぎ」

サロン「やわらぎ」では、患者さんやご家族が交流すること・病気の情報を収集すること・病気に関する相談をすることができます。訪れた方の気持ちが少し軽くなったり、元気が少し充電できると良いなと思い開設しております。
これまでに、次のような催しを行ってきました。
「栄養相談会」「ウイッグ相談会」「レディースサロン」「どんぐりでリースを作ろう会」「ケア帽子をつくろう」「折り紙サロン」今後もさまざまな企画を実施していきますので、お気軽にお越しください。

やわらぎをご利用いただける方

対象 どなたでもご利用いただけます(本院受診の有無は問いません)
利用時間 平日9時~17時

リンパ浮腫ケア外来

平成25年6月から「リンパ浮腫ケア外来」が開設されました。完全予約制で毎週火曜・木曜の午後に行います。
対象は、がんに伴うリンパ浮腫を抱える患者さんです。実施内容は、「スキンケア」「リンパドレナージ」「圧迫下での運動療法」「生活指導・セルフケア指導」です。リンパ浮腫セラピストの資格をもつた看護師と乳がん看護認定看護師が行います。詳細については、がん相談窓口でお尋ねください。


受付窓口 福井大学医学部附属病院 がん診療推進センター
(代)0776-61-3111 (内線 7044・3355)

がん地域連携部門

がん分野における地域連携の課題として、他職種間の相互理解不足、緩和ケアへの誤解などが挙げられます。これらの解決のため、地域の医療福祉従事者を対象とした多職種参加型のがんに関する研修活動や地域リソースとの協働・連携活動を実施しています。

平成27年度からは、福井県内統一「在宅緩和ケア地域連携パス やわらぎ日記」の運用を福井県がん連携協議会の委託を受け、当部門が中心となって行っています。これらの活動を通して、切れ目のない緩和ケアの提供体制の構築を目指しています。

キャンサーボード部門

一診療科では治療が困難な患者さんを、多診療科の医師・多職種を集めて症例検討会を開催し、最も有効な治療法を見いだします。当センターがコーディネートいたします。

がん診療標準化部門

新しいがん化学療法、多剤併用化学療法や放射線治療の組み合わせなどを審査し、エビデンスに基づく効果的かつ安全な治療が実施できるように支援しています。

登録されたレジメンは電子化されており、これによって治療の統一性と安全性が確保され、また、医師、薬剤師、看護師がレジメン内容を確認し、治療スケジュールと注意点を把握することが可能です。現在、多数のレジメンが登録されており、胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、悪性リンパ腫など多岐にわたるがん種について治療が行われています。

がん専門スタッフ教育・育成部門

がんに関する研修や新しい治療に関する説明会などを開催しています。対象は福井県内すべての医療者として毎回県内くまなく開催を案内することで県内全体のがん診療レベルの向上に寄与しています。

がん患者会後援部門

「一人じゃないよ」をモットーに希望をもって実りある生活をしたいという思いで作られた患者会です。年4回の定例会では会員さんの希望を聞いての講演会や、がん体験の語り、交流会等を行っています。年1回総会の後にはゴスペルや笑いヨガ、寄席など楽しい企画もあります。また定例会の他に、春と秋の親睦会では、お花見やバーベキュー、そば打ちと楽しいひと時を過ごし、心を和ませています。その他、随時講演会等の紹介や参加も行っています。チラシを見たからと会員さん以外の方達も参加されています。


対象 患者さん(全がん対象)、ご家族、ご遺族(当院受診の有無は問わず)
開催 総会・年4回定例会・年2回親睦会「なごみ会」
開催約1カ月前に病院内に掲示しております。

がん体験者の会「みのり会」

http://adult.labos.ac/ja/ page/p3.html

CART(胸水・腹水濾過濃縮再静注法)

がん性や難治性腹水に対して有効なCARTのコーディネートも行っています。

センター長・スタッフ紹介

片山 寛次

センター長・教授・キャンサーボード部門長
片山 寛次
専門領域
消化器外科・膵臓外科・高度進行がん集学的治療・外科代謝栄養・がん疼痛管理

谷澤 昭彦

副センター長・がん専門医育成推進講座教授・キャンサーボード副部門長・がん診療標準化部門長
谷澤 昭彦
専門領域
血液・腫瘍・小児化学療法

根来 英樹

通院がん化学療法部門長・助教
根来 英樹
専門領域
血液・悪性腫瘍・がん薬物療法

児玉 麻衣子

緩和ケア専従医師・特命助教
児玉 麻衣子
専門領域
総合診療・在宅緩和ケア

谷川 明希子

緩和ケア専従医師・特命助教
谷川 明希子
専門領域
総合内科・消化器内科

院内がん登録部門

部門長 黒川 哲司
診療情報管理士 五十嵐 真由美

緩和医療部門(緩和ケアチーム・緩和ケア外来)

身体担当医師 廣野 靖夫
身体担当医師 児玉 麻衣子
身体担当医師 谷川 明希子
精神担当医師 松村 由紀子
精神担当医師 水野 智之
薬剤師 上谷 幸男
薬剤師 松嶋 あづさ
看護師 高野 智早
看護師 小林 美貴
栄養士 北山 富士子
栄養士 朝井 瞳
栄養士 早瀬 美香

医療相談支援部門

専従看護師 桑原 希恵

通院がん化学療法部門(通院治療センター)

部門長 根来 英樹
専任薬剤師 根來 寛
専任看護師 笹川 良明

リンパ浮腫ケア外来

専任看護師 浦井 真友美

がん地域連携部門

医師 児玉 麻衣子
看護師 久保 博子
看護師 小林 美貴

キャンサーボード部門

部門長 片山 寛次
副部門長 谷澤 昭彦

がん診療標準化部門

部門長 谷澤 昭彦

がん専門スタッフ教育・育成部門

部門長 根来 英樹

がん患者会後援部門

部門長 繁田 里美

CART(胸水・腹水濾過濃縮再静注法)

コーディネーター 片山 寛次

学会等認定制度による施設認定

学会等名 事項
日本肝胆膵外科学会 高度技能医修練施設
日本ハイパーサーミア学会 認定施設
日本がん治療認定医機構 認定医制度認定研修施設
日本緩和医療学会 認定研修施設
日本臨床腫瘍学会 認定研修施設