リハビリテーション部

当部は理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3つの部門から構成され、運動器リハビリテーション、脳血管疾患等リハビリテーション、心大血管疾患リハビリテーション、呼吸器リハビリテーション、がん患者リハビリテーション、廃用症候群リハビリテーション、摂食機能療法など幅広い診療を行なっております。

診療体制・治療方針

理学療法部門

発症直後あるいは手術直後からベッドサイドの早期リハビリテーションを実施することが可能であり、早期離床への効果を上げています。個々の患者の問題点を明確にするとともに、残存機能を最大限に引き伸ばすため、機能回復の予測をもとに、運動療法、温熱・電気刺激などの物理療法、装具療法、義肢作製などを、患者の状態にあわせて組み合わせた理学療法プログラムを作成し、効率的なリハビリテーション治療を行なっています。最近では排痰を促進するためにカフ・アシストを用いた治療も行なっています。

作業療法部門

入院後早期から将来の生活を見越し、その時期の症状に合わせてこころとからだの基本的な機能の改善を援助するとともに、入院中の新たな機能低下を予防することを実施しています。近年では、排尿ケアや認知症ケアなど、チームの一員として関わっています。

言語聴覚療法部門

脳血管障害の患者における失語症や構音障害、嚥下障害に対する評価および訓練、舌がん術後患者に対する構音・嚥下訓練を実施しています。また、聴覚障害患者に対しては検査や、人工内耳埋め込み術後患者に対するマッピング、聴能訓練を実施しています。

ICUでの早期リハビリテーション

ICUでの早期リハビリテーション

病棟での嚥下リハビリテーション

病棟での嚥下リハビリテーション

高度医療

運動器系分野

骨軟部腫瘍疾患、変形性股関節症、変形性膝関節症、頚椎症、腰部脊柱管狭窄症の病態や治療の評価として、歩行分析、筋力評価、膝関節動揺性測定を行なっています。また、筋骨格系の動的評価として超音波診断装置を活用しています。関節リウマチ患者に対して上肢関節の動作解析なども行っております。

神経系分野

脳神経疾患に対しても病態解明や効果判定の手段として、歩行を中心とした動作解析や筋電図評価を行なっています。また、脳神経疾患に対する治療として機能的電気刺激療法を行なっています。

呼吸・循環系分野

呼吸・心臓リハビリテーション分野ではガス代謝分析装置を用いた障害評価を実施しています。

機器・検査等

筋力強化および評価に際して負荷を一定にできるBiodexや歩行練習には下肢への免荷が可能な歩行介助装置、トレッドミルやレッドコードなどがあります。さらに生体工学的な解析装置として、10台のカメラと4台の床反力計および筋電計から構成される三次元動作解析装置Vicon-nexusとテレメーター式筋電図装置が整備されています。代謝系の計測装置としてガス代謝分析装置やスパイロメーター・呼吸筋力測定装置があります。これらを用いて患者の皆さまに定量化されたデータを視覚的に提示することで、治療効果を確認していただくとともに、リハビリテーションに対する動機付けを図り、良好な成績が得られています。

免荷が可能な歩行介助装置を使用した歩行練習

免荷が可能な歩行介助装置を使用した歩行練習

病態解明や効果判定に用いられる3次元動作解析

病態解明や効果判定に用いられる3次元動作解析

部長・スタッフ紹介

松峯 昭彦
部長・教授
松峯 昭彦
専門領域
骨・軟部腫瘍・運動器リハビリテーション・がん患者リハビリテーション
療法士長
嶋田 誠一郎
専門領域
理学療法学
助教 坪川 操 運動器リハビリテーション・脳血管疾患等リハビリテーション・
心大血管疾患リハビリテーション・呼吸器リハビリテーション・
廃用症候群リハビリテーション・がん患者リハビリテーション
助教 髙橋 藍 運動器リハビリテーション・脳血管疾患等リハビリテーション・
心大血管疾患リハビリテーション・呼吸器リハビリテーション・
廃用症候群リハビリテーション・がん患者リハビリテーション
理学療法士 16人
作業療法士 6人
言語聴覚士 3人

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